那須ロープウェイの歴史
那須ロープウェイの歴史

那須ロープウェイの歴史History

那須観光のシンボル、
ロープウェイ誕生の物語

標高1,915メートル、那須連山の主峰「那須岳(茶臼岳)」は、栃木県で唯一の活火山。

裾野には「那須野が原」が広がり、豊かな自然と人々の暮らしを育んできました。

日光国立公園の一部として、四季折々の景色が美しいこの山は、古くから多くの登山者を惹きつけてきました。

昭和31年(1956年)、この山にロープウェイをつくる夢を抱いたのが、東野鉄道の矢野政男社長。

当時、日本は空前の登山ブーム。ヒマラヤ・マナスル初登頂のニュースが全国を沸かせていた頃です。

那須岳は強風が多く計画は難しいとされましたが、矢野社長の情熱は消えませんでした。

昭和35年に建設が認可され、翌年から着工。

厳しい自然条件に挑みながら、延長805メートル・標高差289メートルのルートにゴンドラを架けました。

そして昭和37年(1962年)9月、「かっこう号」と「りんどう号」が試運転を終え、同年10月19日に開通。

山頂駅から茶臼岳山頂までは、誰もが軽装で登れるようになり、那須観光のシンボルとして歩み始めました。

開業前で出番を待つゴンドラ「りんどう号」
開業前で出番を待つゴンドラ「りんどう号」
山麓駅のコンクリート打設工事
山麓駅のコンクリート打設工事
試運転は開業のひと月前という突貫工事になった
試運転は開業のひと月前という突貫工事になった
各地に張り出されたロープウェイ開業のポスター
各地に張り出されたロープウェイ開業のポスター
安全を祈願して行われた神事
安全を祈願して行われた神事
地元旅館連合「奥那須会」はキャラバン隊を出して宣伝を行った
地元旅館連合「奥那須会」はキャラバン隊を出して宣伝を行った
工事中の那須ロープウェイゴンドラ「りんどう号」「かっこう号」の前で職員と工事関係者による記念撮影
工事中の那須ロープウェイゴンドラ「りんどう号」「かっこう号」の前で職員と工事関係者による記念撮影
那須ロープウェイ駐車場の整備風景。完成間近
那須ロープウェイ駐車場の整備風景。完成間近
那須野が原を背景に山頂に向かうゴンドラ
那須野が原を背景に山頂に向かうゴンドラ
紅葉真っ盛りの那須岳(茶臼岳)を行く、111人乗り最新鋭ゴンドラ「かっこう」号
紅葉真っ盛りの那須岳(茶臼岳)を行く、111人乗り最新鋭ゴンドラ「かっこう」号
新装成ったロープウェイ山頂駅を山頂側から望む
新装成ったロープウェイ山頂駅を山頂側から望む
新緑の季節、山頂駅近くから山麓駅を望む
新緑の季節、山頂駅近くから山麓駅を望む

ロープウェイの歴史年表

昭和35(1960)年 那須岳(茶臼岳)にロープウェイ建設計画立案。
昭和37(1962)年9月10日 搬機(ゴンドラ)がロープにつり下げられる。
昭和37(1962)年9月15日 予備エンジンによる試運転。
昭和37(1962)年 9月20日 モーター動力を使った試運転開始。
昭和37(1962)年10月19日 開通式、ロープウェイ開業。
昭和42(1967)年 ゴンドラを36人乗りから45人乗りに交換。
昭和50(1975)年 ゴンドラを46人乗りに交換。
昭和61(1986)年 ロープウェイ山頂駅および山麓駅の改修工事を実施。
平成元(1989)年 輸送力強化の工事が完了。所用時間の短縮と前年の運賃値上げで営業収入が前年比で40%以上の伸び。
平成8(1996)年12月14日 那須高原の新設スキー場へのバス路線開始。
平成11(1999)年7月20日 那須地区の「ミュージアムめぐり」バス開始。
平成13年(2001)年 3月よりロープウェイの改築工事を開始。
平成14年(2002)年 ロープウェイ改築工事が完成、4月27日新ゴンドラによる運行を開始。輸送力大幅向上と新装効果で、営業収入10%の伸び。

那須岳の雄大な自然と、歴史あるロープウェイの旅。
ここでしか味わえない感動が、皆さんを待っています。